美観と安全面に配慮した物置の施工

タイヤなどの収納と隣家との目隠しのために、物置設置のご依頼をいただきました。

現地で設置箇所の確認とサイズ感の確認を実施し、間口2.2m、奥行0.9mの幅広で薄めのタイプのものが採用となりました。

設置希望箇所の下地が土間コン(左側)とインターロッキング(右側の黒い平板)になっておりました。

今回の機種が立面に対して平面積が狭いものになることや、お施主様のライフスタイル的に一時的に収納物がかなり少なくなることがあることから

標準的なものよりも強固な防風対策を必要になると考えました。

そのためアンカー止めの効かないインターロッキングの下地にコンクリートを打設しました。

アンカープレートを延長して、重りとなるコンクリートとの接着部分を増やします。

※通常はコンクリートに接着するのは真ん中のL字のプレートまでです。

インターロッキングを再度設置する前に、アンカープレートを避ける形状に加工します。

最大限、もともとの景観を損ねることのない復旧を実施しました。

お庭の美観を向上させる要素にはなりませんが、安全面を考慮した上でお庭の魅力を損ねない施工ができました。

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